新しいシステムを導入するとき
システムに情報登録することを
極度に嫌がる人がどこの会社でも
一定数は必ずいます。
めんどくさいから
って、なんでも口頭で済まそうとする人、
あなたの会社にはいませんか?
こんなやりとりをみたことありません?
進捗状況が現場現物を見ないと分からない
お客さんから進捗状況の確認連絡きた!
あれ、加工終わったけど
いつ引き取りに来るん?
加工が終わったのに
いつまでも放置される完成品
現場は製造・加工で忙しいから
ひとつの工程が終わったら
すぐ次の工程の段取りに入ります。
製造管理の人間も常に工場を
見て回れるほど暇じゃないので、
目についたら事務所に連絡する。
そしてその連絡は口頭。
口頭が早いのは、
口で伝えるその人本人が
「伝えたら終わり」
だから早いと感じるだけ。
口頭で言われた側からすれば
「終わったで、連絡しといて」
って言われたら作業を中断して
連絡したり、メモしたりして
今やってる作業を中断させられる。
全体最適の観点から考えると、
口頭は決して早くないでしょ。
口頭だと実は正確に伝わっているか
あいまい。聞き間違いってあるでしょ。
聞き取りにくい言葉や
活舌の悪い人が口頭だと大変。
聞き取り力の低い人が
それを聞いたりしたらますます
正確に伝わらない。
え?え?って聞き返すたびに
お互いそれがストレスになる。
今どきの若い人だと
よう聞き返されへんとかね。
口頭、つまり口から口へ、
口伝(くでん)、口伝え(くちづたえ)
は秘伝、秘訣を受け継いだり
北斗神拳みたいな一子相伝には必要。
つまり他に漏れてはならないから。
でも会社では一子相伝って必要ないですよね。
これって伝えられた人は責任重大。
間違って理解したらそのまま
間違って伝わっていくから。
口頭で済ませて情報が残らないのは
現代のビジネスでは命とり。
どういう情報がどれだけ
やり取りされているか
積み上げられてはじめて
改善や見直しができます。
一般的な企業の仕事では、
ひとりだけがその情報を持ってても意味がない。
隣の席の人、同じ部署の人、
関連する業務の人、みんなに
同じ情報が一斉に伝わるから
それぞれが正確に早いスタートが切れる。
情報として記録すれば
人の能力に依存しない。
声の通りが良い、声が大きいとか、
言い方が良い悪いとか関係ない。
つまり人に優しい。
ここで伝えたいのは、
情報をしっかり残し、
素早く正確に伝えましょう
ということ。
1人で仕事してるんじゃないんだから。
みんなで情報を正確に把握したら
それぞれの判断で
仕事もどんどんはかどりますよ。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
---|---|
活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |