生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

足立美術館近くの飲食店で見つけた変わらないといけない理由

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今のままじゃダメですか?

会話

なんでそれをやらなあかんのか、
理由をきちんと教えて欲しい。

 

会話

なぜそれをやる必要があるのか?
それが分からなければ
(ただでさえ毎日業務で忙しいのに)
余計な作業なんてしてられない!

 

生産管理システムの説明をした後に
とある責任者に言われた言葉です。

 

別の人には

会話

私のいるうちは変えないでほしい。
私が退職してから新システムを始める
っていうのではダメなんですか?

とも言われました。

 

 

なぜ今、新しいことを始めないといけないのか。

 

そこで最近私が改めて
「あー、どんな業種業界も
変わらないといけないな」
と思った出来事をご紹介します。

 

変わらない飲食店

先日、母のたっての希望で
島根県の足立美術館に行ってきました。

足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART

 

この美術館、庭園が売りということもあり
けっこう広い。

 

 

一通り見て回って疲れたので
ご飯を食べて帰ろうということになり、

近くの飲食店を探して入店しました。

 

このご時世だからか店内は閑散としてました。
そして店員のおばちゃんはめっちゃ不愛想。

 

注文を伝えても返事もしないので
聞こえてないのかと思って
こっちが2回注文を繰り返しました。

 

しばらくして料理を持ってきても
何も言わずにドンッ!ってテーブルに置いて
何も言わずに立ち去る。

 

会計の時まで終始ポーカーフェイス。
ニコッともされず。

 

 

母親と「あれはいかんなぁ~」と
話しながら店を後にしました。

 

 

ポリシーだとしても…

飲食店の店員さんの対応については
いろんな考え方があり、
それがポリシーならそれでいい。

 

でも今のような飲食店受難の時に、
あの対応では少なくとも
私はもう二度と行かない。

 

今までは店員が不愛想でも
足立美術館があればお客さんは来るから
よかったのかもしれないですが、
今はSNS全盛の時代ですよ。

 

 

私はあえて店名やメニューは
ここに書いてませんが
悪い話ほどTwitterやインスタで
すぐに拡散されます。

 

若い人じゃないからTwitterしてない、
なんて限りません。

 

ツイートするほうも悪気なく、
たいして考えもせず流します。

 

そういう時代です。

 

何もしなくてもお客さんが足を運んでくれた
10年前と比べて今はお客さんが変わっています。

 

あなたがどんなポリシーに基づいて
ポーカーフェイスを崩さないのだとしても
相手にその姿はどう映ったか。

 

 

ひょっとしたら何気ないツイートひとつで
足立美術館や周辺のお店も
何らかの影響を受けるかもしれませんね。

 

それ、世の中の変化、お客さんの変化を
理解したうえでのポリシーですか?

 

 

社会との接点が増えた

たくさんの人と接触する
飲食店はもちろんですが、

 

普段部外者があまり立ち入らない工場でも
トラックの出入りや業者さんの出入りは
必ずあります。

 

 

製品の入出荷や仕上がりなどで
取引先の企業の方との接点は必ずあります。

 

社会に存在する以上、
社会とのつながり、接点が必ずありますよね。

 

そしてそれが今はSNSをはじめとする
ネットによってさらに接点が増えています。

 

ITやデジタルが良かろうが悪かろうが
接している社会は確実に
IT化、デジタル化が進んでいます。

 

今までこれでやってきたから
これからも今のままで構わない
っていうことはもう通用しません。

 

飲食店でも工場でもね。

 

この変化を味方に

世の中がこれだけ変わったのに
自分のところは変わらなくていい
っていう意味が分かりません。

 

総務省令和3年度情報通信白書によれば
8割以上の世帯がスマホを持つ時代。

 

給与の支払いも健康保険証も
デジタル化、オンライン化が進む今、

 

どうせならテクノロジーや
IT機器を上手に使っていきませんか?

 

 

 

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中小製造業専門のIT参謀
村上 郁 (むらかみ かおる)
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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。