これまでに自分のいた会社を含め
何社かで人材育成プログラムを提供し、
自身も受講して学んできたけれど、
正直どれも今一つ
定着しないまま
効果を感じられるところまで
至っていません。
その原因の一つは
ついつい自分だけで考えて
自分だけでやってしまうという点。
みんな忙しいからとか、
良かれと思って
やっていた部分もあったけど、
それが失敗の最大の原因だったのでは?!
そんな風にガツーンと一発
頭をはたかれたような気がした
『指示ゼロ経営』。
最初は社長からその存在を教えてもらい、
採用に関するセミナーに参加。
その準備段階として
指示ゼロの本を購入して読んでみた。
◆みんなが実現を望む魅力的な目標を、
社員さんが参加し決めることができる
◆職場が、自分の居場所があり
心理的に安全な場になっている
◆チームワークの重要性を
真に理解している
◆社員同士が学びあい助け合う風土
(指示ゼロ経営のHPより引用)
なるほど、
社長はこれがやりたいんだな。
今まで私は自分だけが学んで実践して、
どうしてみんなやらないんだろう
と思うことが多かった。
そりゃそうだ、私以外の人は
私と全く同じ知識と経験を
持っているわけではないから
他人事でなく自分事にするには
各々が自分の頭で考えて
自分で動いて実感する必要があった。
そしてそこにたどり着くまでに
疲れてやめてしまっていた。
でも指示ゼロはスタートから
みんなで取り組む。
実行(Do)だけでなく
計画(Plan)も検証(See)も
同じ人がやる。
これまでは実行と検証は
管理部門がやり、
実行だけを現場に落とし込んでいた。
そもそものやり方が間違ってたなぁ
と痛感。
私自身の傾向としても、どうしても
よそでの成果、結果をそのまま
移植しようとしがち。
やり方ではなく在り方
を学んで自社に落とし込んで
ひたすらPDSをまわす。
これですね。
早く行きたいなら1人で行け
遠くへ行きたければみんなで行け
という言葉を思い出した。
遠く=大きな成果、かな。
これまではひとり情シスが
長いせいか、ついつい
ひとりで解決策、回答を考えがちでした。
指示ゼロ経営でよく出てくる
三人寄れば文殊の知恵、
うん、確かに他にあと
一人か二人ほしい。
私以外にもう1人いて
ちょっと相談、聞いてくれるだけでも
頭の整理になるから。
指示ゼロ経営マスタープログラムの
初回オリエンテーションで
早くも当社のシステム導入が
なかなか進まない
もうひとつの理由が明確になった。
「望みの統合」
ができていないから。
例えば私と社長はIT導入の効果、
うまく行った時の薔薇色の景色が
想像できているけど
そうではないメンバーには
IT導入って
めんどくさいことでしかない。
導入したあとの効果さえ
感じてもらえれば。
それは分かってたけど
具体的に何をどうすれば?
指示ゼロ的には何もしないでいいのか?
そもそも「望みの統合」って何?
どうやればいいの?
それを学ぶための
今回のセミナー参加です。
巻き込み力は必要と思ってたけど
なかなか巻き込めない。
それは、社内でITに関わる人が
圧倒的に少ないから。
でも相手を信じることが必要。
こっちが勝手に
この人はデキる、デキナイ、
やる気がある、ない
を決めてしまっていないか。
今回はまだオリエンテーション。
次回(来週)からがいよいよ
本格的なセミナー開始。
今の時点でも大きな気付きに
おののいているのに
本編に入ったら
受け止められるかなー(笑)。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |