生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

糞みたいな人生を変えられるのは自分しかいない

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vol.814

 

こんど私が講師となって
研修を担当する会社。

 

話を聞いてみると
ほとんど研修を受けたことが
ないそうです。

 

新卒で入社して20年以上
そこに勤める幹部社員さんが
そうおっしゃるので確かな話。

 

 

 

私の前職も製造業でしたが、
毎年なにかしら研修がありました。

 

ある年は外部から講師を
お呼びして数か月の間、
幹部社員研修を実施。

 

 

 

ある年は立命館大学にみんなで行って
大学教授に教えてもらいながら
自分たちでもディスカッションして発表して。

 

最初は慣れずに戸惑う
現場担当の社員も

 

回を追うごとに慣れてきて
ディスカッションの輪が
できてたことを思い出します。

 

 

 

今思えば、特に中小製造業で
あれだけ毎年何かしらの
研修をしていた会社って
珍しかったのでは、と思います。

 

 

 

でも、倒産という形で
その会社は幕を閉じました。

 

 

 

今でも時々、
何が悪かったのかな、
どうすればよかったのかな
って考える時があります。

 

 

 

今勤めている会社の
経理担当の人に直接
聞かれたこともあります。

会話
前の会社、なんで潰れたん?

って。

 

やっぱり会社のお金の出入りを
毎日目にしている人は
そういうところに気が向きやすいですね。

 

次に営業関係。
売上を取ってくる職種ですから
売上が上がっているか
減ってきているかはわかりますし

 

数字に責任を
持っていることが多いので。

 

 

 

お金や数字に直接触れない
製造現場の人は

 

やっぱり会社の経営に
目が向きにくいな、とは思います。

 

 

 

私は当時社長のすぐそばで
研修を導入したり
社長の意向を伝えたり
する立場だったので

 

会社の状況は
よく見えていた方です。

 

 

 

でも何が足りなかったんだろう・・・

 

 

 

そういえばこんな場面
なかったな。

 

先日始まったTBSのドラマ
『ドラゴン桜2』第一話の冒頭。

 

経営危機の高校の会議風景。

 

これからどうするかを議論していて、

 

東大合格者を出して
知名度を上げるんや!
言うてる先生と、

 

偏差値32でそんなん無理じゃ!
言うてる先生。

 

こういう表立ったバトルが
なかったんです。

 

 

 

半沢直樹、下町ロケット、
陸王、ノーサイドゲーム・・・
(池井戸作品多いな)。

 

どのドラマもガチで
ぶつかり合う場面が多く、
だからこそドラマとして
面白かった。

 

 

 

ドラマだからと言ってしまえば
それまでですが

 

大なり小なりこういう
ガチのぶつかり合いが
足りなかったのかもしれない。

 

ガチでぶつかり合う
ドラマが楽しいなら、

 

リアルの会社でもその楽しいことを
やってみたらいいのに。

 

今ならそう思います。

 

 

 

前職の末期は私も含めた全員が
かなりシニカルな態度に
なっていた気がします。

 

半信半疑ながらも
まぁ上がそう言うなら
っていう対応。

 

 

 

あのドラマ、面白かったねー
もいいですが、

 

そこからメッセージを受け取って
自分の目の前のことに
置き換えてみることがポイントかも。

 

 

 

ドラゴン桜の紹介記事でも

 

お前、こいつらを
変えたいとか言ってたな。
だがそれは間違いだ。

 

糞みたいな人生を変えられるのは
自分しかいない。

 

こいつらが自分で
目を覚ますしかないんだよ

 

というセリフがありましたが
まさにその通り。

 

自分事にならないと何も進まんな。

 

そしてガチでぶつかるということは
自分事にしていることの現れ。

 

私なりのガチの研修
探求してみます。

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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。