vol.769
毎日ブログの仲間の
3,000冊読む!
っていう宣言に刺激を受け、
↓
私もまた読書の
必要性を感じていたので
読み始めましたよ。
その一冊目がこちら。
『0才から100才まで
学び続けなくては
ならない時代を生きる
学ぶ人と育てる人の
ための教科書』
(小学館、落合陽一著)
タイトル、なが!
ご本人も動画の撮影時に
何度も舌をかみました
っておっしゃってました。
織田信長が敦盛を
舞った時代は
人生50年。
そこから人生80年
時代を超え、
100才
まで人生が続くのが
当たり前となる時代になった今。
1980年に約968人しか
いなかった100才以上が
2018年9月時点では
69,785人もいるんですって!
確実に人生は長くなり、
しかも私たちが小さいころ
(40年前)には無かった
YouTubeやゲームで稼ぐ
人たちも出現。
コロナの例を出すまでもなく、
確実に世の中は
変化してきています。
我々の時代は
常識だったこと、
偏差値の高い大学に入り、
一流企業に就職し
高年収のレールに
乗ってしまえば一生安泰、
なんて人生のロールモデルは
もうどこへやら。
法人よりも個人の寿命のほうが
長いこれからの時代に重要になる、
「新しい学び方」について
書かれた本がこの、
『0才から100才まで~(略)』です。
この本には、
『日本の義務教育は
みんなを一定水準に
するのには優れたシステム。
だけど
人類全体にとって
本当に役に立つ人
とは、
4教科のうち3教科は1点でも
一つの教科だけ100万点
取れる人ではないか』
と提起されています。
今、私は採用担当をしています。
前職から担当しているので
いろんな学生さんを見てきました。
中途採用もしているので
それこそ学歴だけでなく
職歴もいろんな人を見てきました。
そんな自分は
どんな人を選ぶのか。
「こういう人材が欲しい」
と決めてはいても、
結局好評価をつけがちなのは
全体的にできる人。
先の例でいえば、
1教科だけ100万点
取れる人よりも
1教科当たり50点でも
4教科とも50点、合計200点
取れる人を選びがち。
でもこういう採用って、
中小製造業ではとても難しい。
なぜって、全体的に点数の高い人、
つまり賢い人は
いい大学に入って
いい会社に行くから。
誤解を恐れず言えば、
中小製造業に来る人って
水準値は決して
高くない人が多いです。
でもこの落合陽一さんの本を
読んで改めて思うのは、
何か1教科だけ100万点
取れる子がいたら
採用しよう!ということ。
一芸入試というのが
話題になったことがありますが、
一芸に秀でているってすごいこと。
特に製造業の現場は
することが良くも悪くも
決まっているので、
そこにさえぴったりはまれば
あとは多少目をつむっても
大きな戦力になってくれます。
グリットブラスト処理には
学業は関係ない
っていうことを
言っているのではありません。
学業でも性格でもなんでも、
何か一つ光るところがあって
それを活かせる場を用意できれば、
そんな人が集まる職場は
まさに多様性のるつぼ。
大手が持っていくような
全体的にそつなくできる人
を狙うのではなく、
中小でこそ活きる、
1教科だけ100万点の人、
その人が活躍できる場を作る。
それぞれ別の強み
(100万点を取る能力)
を持つ人が何人もいる
職場って
毎日刺激的な職場
になりますよ、きっと(笑)
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |
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