vol.614
会社でまとめる必要があったので、
今日はチャットワーク(Chatwork)の
運用ルールについて書いておきます。
一番根本的なこと。
チャットは
コミュニケーションツールなので、
普段の人対人、口頭での
コミュニケーションと
何ら変わるものではないということ。
一時期話題になった
Slackマナー。
Slackというのは
Chatworkと双璧をなす
ビジネスチャットのひとつ。
世界的にはSlackは
かなりのシェアを占めます。
そのSlackのマナーで
「大事なことはメールで送る」とか
「宛名と所属は明記」など
メールの悪い点に
回帰するような指導をする
セミナー講師がいたとのこと。
チャットの導入目的の一つに
メールを使わないようにする
があります。
社内でのコミュニケーションに
メールを使っているなら
今すぐチャットワークにするべき。
時候の挨拶とか
いかがお過ごしですか的な
ご機嫌伺いとかいらんし。
チャットワークの使い方の
注意点は感情を載せすぎないこと。
特に人を怒ったり叱ったりを
チャットでやらないこと。
口頭なら徐々に忘れられても、
文字で残ると画面を開くたびに
目に入るので
忘れたい黒い感情が
なかなか忘れられません。
チャットワークを使う
一番の理由は、
不毛な言った言わない
をなくすこと。
ここに時間を使う人が
結構います。
チャットに残しておけば
少なくとも書いたか書いてないかは
一目瞭然。
そしてそれを見たかどうかは
また別の話。
うちでは子どもに送ったLINEが
なかなか既読にならなかったり、
またその逆で「返信がない」
と怒られたり。
でもいつ見るかは
受け取った側の判断であり、
そんなにすぐ確認する
必要があるなら
電話の一本でも
入れるべきです。
あ、仕事の話ね。
電話の一番悪い面は、
その人の時間を
無理やり奪い取ること。
時間を無理やり
奪い取るという意味では、
口頭で直接言うことも
そうですね。
口頭で言ってる間は
自分の時間と相手の時間を
使っているということ。
ここをよーく意識すれば、
電話をかけることが
どれだけ緊急事態かが意識できます。
鬼滅の刃で
主人公竈門炭治郎の先輩、
富岡義勇が言った言葉。
生殺与奪の権を
他人に与えるな。
自分の生きるか死ぬかの判断を
他人に渡すなということ。
仕事の現場では
自分の時間をどう使うか
の判断を他人に渡すな、
ということです。
時間は命の次に大事なもの。
誰にでも同じ時間が流れ、
そして取り返しがつかないもの。
だからこそ時間の使い方は
自分で決めるべき。
だとしたら、
しょうもないセールスの電話や
興味のない話を
だらだらされたら
その時間はもう戻ってこない。
そして、リアルタイムで
すぐに聞いておかないと
いけない話って
実はそんなにないんです。
だから、チャットで
送っておいて、
受け取った側は
自分のタイミングで
確認すればいい。
チャットワークでやったらダメな事。
怒らない、叱らない。
叱るときは1対1で
面と向かって。
チャットで叱られると
Chatworkを開くのが
嫌になり、本末転倒です。
チャットにメッセージが届いたら
ワクワクして自ら確認したくなる
ような運用を心掛けましょう。
タスク(やるべき仕事)を
他人に割り当てる機能もありますが、
本来自分のタスクは
自分で決めるべき。
人に決められた仕事は
結局やらされ感があるので。
あとね、アイコンを多用する
というポイントもあります。
絵文字は今や世界的に
コミュニケーションに
欠かせない要素。
チャットワークの使い方で
お伝えしたいこと、
思ったよりいっぱい
ありました。
またちゃんと
まとめてお伝えします。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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