vol.574
私が新卒で社会人になったころ、
職場でこういう言葉をよく耳にしました。
昔は怖かった、厳しかったけど、
今はずいぶんと丸くなった、
人あたりが柔らかくなった。
みたいな感じで
言われました。
でもピアノの先生って
もっと怖かった?!
今日の話題は
このブログを拝見して
思いつきました。
↓
私のブログ仲間で
京都府城陽市で
音楽教室を経営されている
梶原香織先生曰く、
昔はピアノを弾いているその手をピシッ!と叩かれるなんてことは日常茶飯事だったのです
ですって。
時代と言ってしまえば
それまでですが、
それで音楽人口を
減らしてしまっていたかも、
と思うとなんとも残念。
製造業も長らく
先輩のやり方を見て
仕事を覚えろ
と厳しく言われ
続けてきた企業が多い。
※写真はイメージです。
とか
とか意味の分からん単語しか
言わない人が確かにいました。
いや、ネタのようですが
ほんとの話ですよ。
そして期待した
回答や対応をしないと
怒鳴りつける。
これで相当数の人を
製造業から追い出して
しまったのでは、と思います。
厳しく育てるのと
怒鳴りつけるのは
まったく違います。
ダメなことはなぜダメなのか
しばく(手をあげる)のではなく
理由をきちんと説明する
良いことは理由を付けて
きちんとほめる
これが
今の社会で
人を育てる
ということ。
理由がきちんと伝わっていれば
その人はそれで
1mmでも成長
したことになります。
せっかく希望して
入ってきた人が
辞めてしまう、
離れていってしまう
その理由の大部分は
受け入れる側の責任。
せっかく希望をもって、
興味を持って私たちの世界に
入ってきてくれたのに、
たった一人の接し方で
人口を減らすって
めちゃくちゃ罪深いと思いませんか。
だからこそ、
しっかり情報発信をして
相互理解の上で接点を持ち
コミュニケーションの
仕組みを作って
意図の伝わりやすい土壌を作る。
これが、私がITと人材育成で
製造業に関わる理由です。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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