生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

STEAM教育とほめる人事考課

ほめ育

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vol.683

 

今、人事考課制度を構築中の
社長のサポートをしてます。

 

人事考課、つまり
人が人を評価する仕組み作り。

 

ともするとこれまで自由
だったのが

 

変にルールや目標に縛られる!

と敬遠されがちですが、

 

うちの社長の考えは
ほめたいんです!

とのこと。

 

 

加点主義なんです。

良いところをほめる、
ほめるとは認めること

 

 

特に製造業の人事考課は、
減点主義になりがち。

 

 

これができないとあかん!
みたいな評価項目が多い中、

 

加点主義の人事考課、
素晴らしいやん!

と思いながら打ち合わせに
同席してました。

 

 

 

そしてその原案を
私も考えるにあたり、

 

過去にブログで
教育についていくつか
書いたので

 

記憶をたどりながら
過去のブログを検索。

 

 

 

目的の記事には
たどり着けませんでしたが、

 

我ながらなかなか
ええ記事書いてるやん(笑)
って思いましたよ。

 

たとえばこれ。

 

映画のワンシーンで
コンピュータ制御の車が
どんどん乗っ取られる話から

 

プログラミング教育の話になり、
STEAM教育まで
行くかと思いきや、
また今度、で終わってます。

 

 

 

また書きますと言いながら
書いてなかった
STEAM教育

 

図:STEAMラボより

 

サイエンス、テクノロジー、
エンジニアリング、アート、
そして数学の英語の頭文字
をとってSTEAM。

 

この5つの分野の教育が
これからの社会の発展に
不可欠の要素とされています。

 

 

 

うんうん、確かに。
AIが発達して、
ロボットが本格的に入り込んできて、

自動化、無人化が進んで、
その先、人はもっと
クリエイティブにならな
あきませんよねぇ。

 

 

 

で、これらの教育内容を
しっかり理解していくには

 

国語(日本語)
の教育が一番大事。

日本語が理解できないのに
科学やテクノロジーの理解
なんてできません。

 

そしてもう一つ
大事なのが礼儀

 

 

とある職場では
すれ違っても挨拶一つ
しない部下がいるそうで。

 

学校でも
コミュニケーション
取れないから

 

できるだけ後輩に
合わないように過ごしてる
大学生がいるという話も聞きました。

 

 

 

礼儀といっても
堅苦しい儀礼的な挨拶、
形ばかりのものは要りません。

 

ここではお互いのことに
関心を持ち、

 

気遣う気持ちのことを
礼儀と言ってます。

 

 

 

冒頭の人事考課における
社長の話に戻ると、

 

「ほめる」ということは
相手を認めるということ。

 

けっしてほめそやす、
おだてることではありません。

これ、ダメなやつね。

 

 

 

実はSTEAM教育のA
アートというだけでなく
リベラルアーツ、
つまり教養という意味も含みます。

 

教養とは倫理や心理、
コミュニケーションなどが
含まれます。

 

 

 

一番土台のところに
国語力と礼儀があり、

 

そのうえで相手を
しっかりみて、ほめる。

 

 

そんなSTEAM教育を
しっかり行えば、

 

みんなが働きがいのある会社、
暮らしやすい社会を作り出す
礎(いしずえ)になります。

 

 

ほめる人事考課、
加点主義の人事考課。

 

評価するほうもされるほうも、
なんだかワクワクしませんか?

 

 

 

 

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村上 郁 (むらかみ かおる)
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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。