vol.859
なんでせえへんの?
こんなことを人に言ったり
言われたりしたこと、
ありませんか?
49年も生きてきたら
それこそ数えきれないくらい
耳にしてきました。
あんまり意識してないけど
自分でも何回も
言ってたと思います。
そう。
言ってる方は案外気にしてない。
そして
言われた方は案外耳に残ってる。
気にしてるレベルではなく
社会生活に支障をきたす人が
確実に増えてきている。
それを知ったのは
この本を読んだからです。
『仕事だいじょうぶの本』
私が以前一緒に
仕事させていただいた
兵庫県明石市の出版社
株式会社ペンコムの代表取締役
増田幸美さんのFacebook投稿で
この本のことを知り、購入。
↓
(書籍の紹介文)
働くコミュニケーションの
コツが身に付く本。
もう、会話で悩まない!
就労支援30年の著者が、
困った場面と対処法を実例で解説。
(上記ペンコムの書籍紹介より引用)
SSTってご存知ですか?
SST=Social Skills Training
(ソーシャルスキルトレーニング)
つまり社会生活に必要な
技術の訓練。
仕事上、学校内、家庭内、
友達関係、親子関係、
他にも今なら
オンラインゲームとか
LINEでのやり取りなど。
ソーシャル、つまり
社会的な関係値が
私たちの周りには
溢れています。
対人適応力をアップする、
生きる力をつける、
なりたい自分になることを応援する、
SSTについては
ネットで検索すると
いろんな説明がありました。
日本では1985年の
SST普及協会発足
が普及のきっかけと
なったそうです。
SSTに関して調べていくと、
決してスキルの習得のみ
ではなく
人としての在り方
につながっていくものだと
分かりましたが、
調べる前にこの本を一読して
まず最初に思ったことは
あたりまえやん!
※増田さん、ごめんなさい、
正直に書きました。
挨拶の仕方
お願いされたときの断り方
仕事の指示の仕方
いわゆる円滑な
コミュニケーションの取り方です。
書籍より抜粋
『上司がなぜか不機嫌になっているとき』(p.103)
↓
↑
これは確かにそう!
と思いました(笑)。
私の中ではこれらは正直
当たり前と思えることが
多かったんです。
でもこの本を読みながら、
ええ大人でも言葉の
選び方が下手くそやなぁ
と思う人がたくさんいたことも
思い出しました。
自分のあたりまえは
他の人から見ると
当たり前ではない。
それも改めて
考えさせられました。
そう思ってこの本を
読みなおしていくと、
私はこれまでいかに
相手も自分と同じ
という前提で
コミュニケーションを
取ろうとしていたかを
痛感しました。
私は通じていると
思っていたことも
実は理解されていなかった
かもしれませんね。
大いに反省しています。
私がこの本で紹介されている
スキルを感覚的に習得
してきたとすればそれは
たぶん私が周りの人に
恵まれていたからだろうな
と思っています。
10年以上前にさかのぼります。
ある時、辞表を提出した会社で
その時の上司に
口汚くののしられました。
あのときはほんとに
人と口をきくのが
嫌になりました。
その時の私は他の人と
円滑なコミュニケーションが
取れなくなる一歩手前でした。
私が主な仕事にしているITは
コミュニケーション面では
ネガティブなニュースが目立ちます。
誹謗中傷
炎上
それに、ITに疎い人はこれから
どんどん不利になります。
スマホがなくなると
社会生活も満足に送れなくなった
という人がいます。
スマホ依存という意味ではなく
情報がまったく入って
こなくなるんです。
スマホがないと。
「詳細はネットで」
が当たり前になった今、
年金や手当をもらうのも、
就職するのも入学するのも、
そしてワクチン接種も、
スマホがないと周回遅れになったり
そもそも乗れなかったりする時代。
ソーシャルスキルトレーニングは
今の時代に必要な
すべての人にやさしい
コミュニケーションへの入り口。
私は今の時代に必要な
ITを伝えていきたい
すべての人にやさしい情報
の入り口を提供していきたい
と強く思いました。
そして気が付けば
ペンコムさんの本だらけ(笑)
↓
さぁ、これらをどうやって
世の中に伝えていくか。
新しいテーマを与えてくれた
増田さんに感謝。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
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定休日 | 土日祝 |