vol.532
昨日はNHKの
『麒麟がくるまでお待ちください
キャスト・スタッフが明かす
大河ドラマの舞台裏』
を見ました。
(NHKのサイトより)
大河ドラマってすごいなぁ。
今回の『麒麟がくる』では
4〜5ヶ月かけて
城郭を作ったり、
松山ケンイチさん主演の
『平清盛』では
海賊船を作ってしまったり。
出演者でも主役から
死体役の方にまでインタビュー。
主役や名前の出る
俳優さん、女優さんは
もちろんですが、
端役や裏方さんまで
みんなが全員
その時代の空気を作ることに
真剣なのがよく分かります。
例えば、名もない雑兵役でも、
殺陣のできる人たちは
自分たちで親の仇!とか
勝手にストーリーを
作っているとのこと。
臨場感を出して
自分たちをその時代の
ひとりにしていました。
大道具、小道具も画面には
映らないところまでこだわり、
鉛筆を竹で挟んだ小道具は
役所広司さんが気に入って
撮影で使ってくれた
というエピソードも。
つまり役者を
その気にさせる効果
があるんですよね。
照明、音声、方言や相撲の指導、
こういう細部までのこだわりが、
大河ドラマというものを形作る。
数年前にほめ育を
導入した際、
年配の幹部社員から
ほめられる理由を
種明かしされたら
興ざめやから
知りたくなかった
と言われたことがありました。
これは、社員をその気に
させられなかったという点で
伝えることが足りてなかったな
と反省しました。
ほめ育は決して
社員を気持ち良くさせたり
夢見心地にさせるのではなく、
なぜここでほめられたのか、
なぜあれはほめられないのか、
をはっきりさせることで
ベクトルを合わせていくこと。
その場の
空気を創っていく
ことにつながります。
なぜこの襖(ふすま)は
こういう貼り方なのか、
鉛筆を竹で挟んだのは
どうしてか、
表には見えない細部にまで
こだわることで
そこに生きる人間
になっていく。
ほめて育てる
ほめ育のほめ方は
そんな感覚に近い
かも知れません。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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