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思ったより大変、オンライン授業~ネット回線編~

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vol.454

ブログ仲間から
リクエストいただいたので

 

初めてオンライン授業に挑戦する
ITやデジタルが苦手な方のための
おうち環境整備術をお送りします。

 

 

 

まずはネットへの入口、
インターネットに
つなぐところから。

 

 

 

考えるべきポイント

まずこの2つ。

 

・品質が安定してるか

・上限があるか

 

品質が安定しているとは?

つまり、一定以上の
通信速度がずーっと
確保できるかどうか。

 

間違えないでいただきたいのは、
有線の回線でも
タイミングによって多少は変化します。

 

ただ、Wi-Fiや
モバイル回線(4GとかLTE)は

 

場所によって電波が
届きにくかったり、

木造か鉄筋か、など

 

周りの状況に通信品質が
左右されやすいんです。

 

極端な話、
授業の動画を見てたら
昨日はスムーズやったのに
今日は先生よく止まるわー

 

ということが起こりえます。

 

 

 

ライブ配信の見逃し配信を
学校がしてくれれば

 

後日通信環境の良い所で
見直すこともできますけど

 

HikakinTVでもないのに
もう一度先生の同じ話を
子どもが聞きたいか・・・。

 

 

雨の日にネットの調子が悪くなる?

ありえない話ではないです。

 

電波は水にあたると
吸収される性質を持っているので、

 

通信会社の基地局から
電波を飛ばす

 

モバイルルーターと
言われる機器などは

 

特に雨の影響で
不安定になる
可能性があります。

 

また、雷雲からの
ノイズに影響を
受けたりします。

 

さらに、天気が悪いと
外出を控える人が増える
=ネット利用者が増えて、

 

インターネットの回線が
渋滞して遅くなるという
嘘のようなホントの話もあります。

 

 

 

ギガ死しないか?

上限があるかどうかとは
つまりギガ死しないかどうか。

 

最近の高校生はギガ、
つまりデータ量が
足りなくなるのを

 

恐れて高画質の画像を避け
テキスト(文字)だけの情報を
見るのが当たり前だそうですが、

 

オンライン授業を受けるのに
動画を見ないとか、

 

教材に写真が載ってるのに
文字だけにするとか、

 

それでは教育上のめあて、
いわゆる目標に到達できません。

 

だからといって授業の時は
高品質の画像を見せられたら、

 

お気に入りの嵐の配信動画が
期間限定なのに見れない
という状況も起こりえます。

 

 

 

 

データ通信量について

ちなみにとあるサイトで
目にした通信量のデータ。

 

30分の通信料で、

YouTube(画質480p)で300MB

ZOOMで100~200MB

大学の授業(90分)を想定すると
300~600MBは消費する計算に。

 

小中学校でも1授業45分~50分で、
150~300MBは消費します。

 

 

 

オンライン授業を
想定した場合の

 

インターネットへの
接続方法のベストは
固定回線、つまり
インターネットの線を
家の中まで引き込む方式。

 

データ通信の品質が安定する、
強くなったり弱くなったりの
ムラが比較的少ない。

 

特にスマホのテザリング、
つまりスマホを介して
インターネットにつなぐ
方式を取っている方は、

 

できるだけ有線の
インターネット回線を
契約することをおすすめします。

 

今はネットの新規契約も
混み合ってるらしいですけど。

 

 

オンライン授業の
形式にもよりますが、

 

安定して大容量の
データのやり取りが
できるものを選択するのが一番。

 

 

 

 

例えばうちの場合

 

大学生はライブ配信です。

 

つまりリアルタイムで
先生が教壇に立ち、

 

それをカメラで
インターネットに流して、

 

学生は自宅でそれを
ライブで見る形式。

 

この場合は双方向、
つまり質疑応答が
その場でできる
利点がありますが、

 

授業の間はずーっと
ギガを消費することに。

 

 

 

小学生はライブ配信と
YouTube、オンライン教材を
併用します。

 

朝と夕方のホームルームは
先生が教壇に立って

 

生徒はリアルタイムで
それを見ますが、

 

それ以外の時間帯は
すでに録画された
授業の動画をYouTubeで見て、

 

オンライン教材のページに
アクセスして復習をするそうです。

 

これなら先の大学生ほど
ギガは消費しませんが、

 

オンライン授業が

月末になると途切れるとか
止まるとかありえんでしょ。

 

 

 

大学の授業は選択した
講義次第で

 

1週間に行なわれる
配信の総時間が
変わりますが、

 

小中学校は毎日あります。

 

 

 

特にITの知識のない方は、
わけもわからず
先生の動画が止まって
子どもに聞かれて
逆切れしたり

 

常にギガの減り方を
気にしないといけないよりは、

 

この際インターネットの
回線を引いてしまう方がおすすめ。

 

もちろんインターネット回線
引くのにもお金がかかりますし、

 

いったん引いたら
ランニングコストもかかります。

 

そして何より、少し大きな通りから
外れたり田舎になると

 

そもそもインターネット回線が
引けなかったり選択肢が
限られるので注意が必要です。

 

 

 

うーん。ネット回線の話だけで
一回終わりましたね(笑)。

 

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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。