先日は、岸和田に拠点を置く
合板加工の開発工場、
株式会社センエイ様が主催する
DXセミナーに参加しました。
セミナーのテーマは
『ノーコードによる中小企業革命
~初歩から日本の先端へ~』。
センエイ社の間﨑社長とは
以前の職場でご縁をいただいてました。
その会社がDX認定を受けたことを知り
私もDXの推進者として
めっちゃ興味が湧きあがり
すぐに「御社を取材させてください!」
と連絡を取りそこから今回のセミナーに
参加する運びとなりました。
ITは単なる道具に過ぎず、
真の主役は人間です。
DXを推進するにあたり重要なのは
社長や担当者が単独で奮闘するのではなく、
社員一人一人が主役となることです。
今回のセミナーで
そのことをより実感しました。
ITのメリットを実感し
それに興味を持つ社員が増えれば
そのプロジェクトは
成功への道を歩み始めますね。
DX推進者としては時に
押し付けがちにもなるため、
周囲が関心を持ち始めるまで
忍耐強く待つことも重要です。
ITに長けているとつい一人で
やろうとする傾向があります。
なぜなら自分でやる方が早いから。
でも真にDXを根付かせようとするなら
理解者を徐々に増やす方が効果的です。
DXへのプロセスには
現場を巻き込むことが不可欠です。
ITの知識も重要ですが、それ以上に
現場の作業を理解し、
製品、サービス、顧客を知る人材
が求められます。
今回一番ガツンときたのはここ。
現場が実際に直面している問題は何かを
把握することがスタート地点です。
最適化は、まず部分から全体へと
展開していきます。
紙ベースで作業を行っている人に
いきなり「エクセルでやろ!」や
「RPAを使おう!」と提案するのは
避けるべき。
一方ですでにエクセルで
作業を行っているところに
RPAを導入すると
その効果は非常に大きくなる。
ついついアナログをデジタルに
しようとしがちですが、
すでにデジタルになったところを
さらに効率化するほうが
効果はめっちゃ上がりますね。
この視点はなかったなー反省。
そして「もっと効率的にできないか?」
と考え始めた人に対しては
「こんなツールがありますよ」
「こんな方法がありますよ」と提案します。
センエイさんではSNSを通じた
積極的な情報発信により
「私たちはこんなことをしています」
「こんなことをしたいのです」と
常に伝えていました。
すると社内でも興味を持つ人々が
集まってきます。
現場が生産管理や事務作業に従事し
一方で営業部門が
デジタルマーケティングを行うという、
従来の役割が逆転する現象も
見られるようになったそうです。
TikTokに毎週5本のコンテンツを
投稿し続けるなど、
次々と新しい試みが行われています。
これからは、ChatGPTを活用した
取り組みも進めていくとのこと。
うちの社内はまだまだですが、
こうして他社の取り組みを
知れると、
私もDXを進める勇気をもらいました。
ありがとうございました!
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
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定休日 | 土日祝 |