昨夜は久しぶりにCSで
木村拓哉さん(以下、キムタク)が
型破りな検事、久利生公平を演じる
HEROを見ました。
これ、2007年の作品ですから
今から14年前!
キムタクも松たか子さんも
若いわ〜(笑)
その現場第一主義は
今回も徹底されていて
調書をもとに何度も
事件現場に足を運び
事件が起きた時間帯に
その場にいないと
なかなか気付けない
駐車場の矛盾にたどり着きます。
このドラマでは、
現場、現物、現実
の三現主義
が実践されています。
三現主義とは
現場・現物・現実の3つの「現」
を重視する考え方。
製造業ではよく出てくる言葉ですが
製造業に限らず
あらゆる業種において、
必ず現場に行き、
現物を見て、
現実を知るべき
といわれていますね。
この三現主義、実は
私の好きなドラマでは
よく出てきます。
松本潤さんが型破りな弁護士、
深山を演じる
99.9-刑事専門弁護士-
型破りな放射線技師の
五十嵐を窪田正孝さんが演じる
ラジエーションハウスⅡ
~放射線科の診断レポート~
昨日のブログに書いた
亀梨さんが鷹野弁護士を演じる
『正義の天秤』
これらに共通するものは
①とことん事実を
追い求める主人公。
全員が型破り(笑)。
②独走気味の主人公に
振り回されながらも
徐々に感化され協力していく
まわりの仲間たち。
例えばHEROでは
テレビシリーズ開始の時点では
他の検察官たちは
キムタクの徹底的に
現場にこだわる姿勢を
遠巻きに見ているだけでしたが
回を追うごとに感化され
今回の劇場版では
火事の現場にいた人たちを
ひとりひとり探し出し!
その人たちが携帯電話で
撮った写真をひとつひとつ確認し!
そこに証拠が映っていないかを
自分たちで確認するまでになりました。
そしてこれらのドラマに共通する
もう一つの点があるんですが
何だかわかります?
それはね。
③理解してくれる
上司の存在です。
型破りな検事には
東京地検次席検事
型破りな弁護士には
事務所の所長
型破りな放射線技師には
放射線技師長
私が人材育成の研修を
提供している会社の
経営幹部は
と言います。
でも社員にまったく
実戦を経験させない。
もしその中に型破りな
リーダーがいたとしても、
それを活かすトップがいなければ
芽は出ません。
型破りではなくても
次世代を担うリーダーを
輩出するには
本人ひとりぽっちでは
無理。
って目の前で言える
技師長のような上司
が必要なんです。
部下、社員に対して
って言うあなたは、
まずその人を認めてますか?
踊る大捜査線 THE MOVIE2
レインボーブリッジを封鎖せよ
で青島刑事が言った
「しびれるような命令、
ありがとうございました。」
ってセリフを言われるような
指示を出してますか?
室井管理官のように
「責任を取る、それが私の仕事だ」
って言えますか?
型破りな社員の出現を
望む前に
まず上司が部下を
しっかり見てあげることが必要です。
上が変わらずに
下からの変革を望む
なんて無理ですから。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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