vol.437
たくさんの人が
オンラインミーティング、
Web会議、ウェビナー
( Webで開催されるセミナー)
に参加しだしましたね。
やっぱりZOOMの
使いやすいところが
受けたんでしょう。
だって使いやすいもん。
私も毎日と
言っていいほど使ってます。
でもやっぱり出ました、
このニュース。
人気のあるところ、
人の集まるところには
悪い人たちも集まります。
ZOOMのアカウント情報が
漏洩しました。
Zoomアカウント50万件が
ダークウェブで売買、
二次被害発生の可能性
海外セキュリティ企業の
「CYBLE」は2020年4月、
オンラインビデオ会議ツール
「Zoom」のアカウント約50万件が、
ダークウェブを通じて
販売されていたと明らかにしました。
(中略)
CYBLEが発表した内容によれば、
犯人は他のサービスから
流出した情報をもとに、
アカウントを入手。
現在はダークウェブを通じて、
「Zoom」アカウント50万件を
1件1ペニー未満で販売しています。
なお、流出内容にはIDのほか、
メールアドレス
パスワード
ミーティングURL
ホストキー
なども含まれ、多くの被害が
懸念されている状況です。
(サイバーセキュリティcomより引用)
わかります?
ZOOMのアカウント情報、
つまりログインするための
IDやパスワードのセットが
売られているということです。
もしあなたの
ZOOMアカウントが
そのへんで売られていたら
どうします?
ほっとく?
でももしそれを
誰かが買えば、
あなたのZOOMミーティングを
乗っ取ることができる
ということです。
あなたに成りすますことが
出来るということです。
今のところ(2020年4月20日時点)、
ZOOMはひとつのアカウントを使って
複数端末から同時にログインしても
普通に使えます。
つまり、例えばあなたが
パソコンでログインした時、
その会議に他のPCやスマホや
タブレットからでも
同じアカウントで
あなたになりすまして
ログインできるということです。
なので、あなたが
ZOOMミーティングを
主催しているところに
まったく別の人が
主催者として入ってこれる
ということですね。
こわ!
いわゆるZOOM爆弾です。
つまり会議中に
全く知らない人が
いきなりドアをバン!
って開けて入ってくる
ことも想定されます。
じゃあどうすれば
いいのかって?
とりあえずZOOMの
パスワードは変更して
おきましょう。
そうすればあなたに
成りすまして
ZOOMミーティングを
勝手に始めたり、
会議中にいきなり
知らない誰かが
入ってくる危険性は
減ります。
でも実は他にも
気を付けることが。
こっちのほうが
大切かも。
ZOOMの
ID(メールアドレス)と
パスワード、
ほかのサービスでも
使ってませんか?
めんどくさいので
同じメールアドレス、
同じパスワードを
複数のサービスで
使ってるひとは要注意。
こういう流出したアカウントを
手に入れる人の中には
そのアカウントを使って
つまりあなたに成りすまして
ZOOMで悪さをしてやろう、
という人よりも
もっとずるがしこい
人がいて、
どこかのサービスで
同じメールアドレスと
パスワードを使っていないかを
調べ上げます。
それが銀行関係やPaypalなど
お金が直接絡むサービス
だったらもう、
目も当てられません・・・。
少なくとも、漏洩すると
お金や信用を無くす
可能性のあるサービスの
IDとパスワードは
同じ組み合わせを
使いまわししないこと。
これ、鉄則です。
もしあ!って思った人、
いますぐ変えてね。
ちなみに信用を無くす
というのは、たとえば
LINEやFacebookを
乗っ取られたりする、
あれです。
せっかくお友達になったのに
そのお友達に
迷惑かかりますから、
注意しましょうね。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
|
支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
---|---|
活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |
この記事へのコメント