vol.691
今日は久しぶりに全部見ました。
NHK大河ドラマ、麒麟がくる。
前回、
蘭奢待(らんじゃたい)を見たい
と天皇に迫った信長について
「何考えてるんや、この人?」と
信長の考えてることが
分からなくなり始めた
光秀が描かれました。
『蘭奢待』とは、
古来“天下第一の名香”とうたわれる、
全長156cm・重量11.6kgの
巨大な香木・沈香(じんこう)
信長は天皇の許しがなければ
拝観することすらできない正倉院の宝物
『蘭奢待』の切り取りを行い
(中略)
歴代将軍の名と肩を並べることにより、
事実上、正親町天皇からも
「それに値する武将」だと
認められたことになり、
信長の権勢を広く世間に
知らしめることになりました。
(NHK『麒麟がくる』あらすじより引用)
「時々、主君信長公の心が分からない」
と愚痴をこぼす光秀さん。
それに対する三渕藤英さんの回答がこれ。
「主とはそういうもの。
その時にこそどう付き従うか、
そこが家臣の器。」
明智光秀の行く末、
最後は主君織田信長を
攻め滅ぼすことを
知っているので
お、いよいよ信長との仲が
怪しくなってきたな~
という感じの前回の終わり方でしたね。
ここ数年、何人かの
社長のもとで仕事をしてきて、
『家臣の器』
という言葉には反応せずには
いられませんでした。
生死を左右する
戦国武将の家臣の器と、
嫌なら辞めればいい
社長の右腕の器は
もちろんレベルが違いますが、
社長からの指示で動いている時は
特に戦国武将の家臣に
ついつい自分を投影しがち(笑)。
社長の指示に違和感を持ったり、
それ違うんちゃうかな~と
思いながら従うことって
何度もありました。
社長のその言葉、
正しく伝わってませんよ
っていうことも
何度もありましたし、
逆に
なんで社長の真意が
この人たち(社員)には
伝わらないんだろう
って思うことも
たびたびありました。
その原因は
今も昔も
言葉と態度
です。
社長はうまく言ったつもりで、
社員も最初はうんうんと
うなずいてても、
あとから
「ん、あれ、どういうこと?」
「あれ、本心?」
って聞かれたことは数知れず。
またある時は
社長はきちんと
伝えたつもりでも
社員にはまったく
伝わってなかったり。
最近の光秀と同じ
あの人、何を
考えてんねやろ?
状態。
光秀はついに
「人心をつかむためには
紙切れ一枚で人を殺すような
ことはやめなはれ」
とご注進申し上げる。
そして主君信長を怒らせる。
私はいままで、社長にも社員にも
悪く思われないように
穏便にことを進めよう
という気持ちが強すぎたなと。
逆にまわりの目は気にせず
思うことをやってみようと
振る舞うと
今度は私自身が
周りの人の気持ちを汲めなくなる
という悪循環に。
ほんとに社長のこと、会社のこと、
社員のみんなのことを考えるなら、
今の自分は何をどうすべきで、
周りにはそれがどう映っているのか、
これをしっかり考えろ!
とこの人に言われました。
毎日ブログの師匠、
板坂裕治郎さんね。
社長への直言も
会社での振る舞いも
会社を良くしようという
想いは同じでも
裕治郎さんには
裕治郎さんのやり方があるように
「お前はお前のやり方があるじゃろ!」
と正してもらいました。
一周回って原点に戻った私に
前回と今回の麒麟がくるは
ほんとにドはまりでした。
なのでいろんな意味で
軌道修正中の私にとって、
今の麒麟がくるの光秀は
(行く末を知っているだけに)
危なっかしくて
あぁ~って思いながら
見てます。(笑)
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