vol.526
昨日の私のブログ
のコメントで
設備×人なら、最強になる?
という質問をもらいました。
わたしなりの回答を書いてみますね。
製造業は設備が命!
そりゃ、もちろん
高いお金を出して
いい設備を買えば、
より良い品がより早く、
より大量に作れるんですから。
当たり前やん。
ここで少し話題を変えて
前職での話。
Amazonのアレクサ2台を
離れた建物にそれぞれ置いたとき、
お互いを呼び出せるか?
この動作確認を
部下に依頼しました。
※写真は部下ではありません。
しばらくして
「どうやった?できた?」
と聞いてみたら、
「どうやらできないみたいです」
という返事。
どうやら?みたい?
確かめたんかい!?
よくよく聞くと、
ネットで調べて
設定をやってみたが
できないので無理だと
判断したとのこと。
なにそれ、実地で
確かめてないんかい…
そこで私はおもむろに
1台のアレクサを手に持って
別の建物に移動。
そこからもう一方の
置いてきた方のアレクサを
呼び出しました。
すると、うまく動く
ではありませんか!
そう。実際に
その環境に置いてみて、
実地で確かめてみれば
もうほとんどゴールに
たどり着いてたのに、
その一歩を、足を
動かさなかったがために
「できない」という判断を
していたわけです。
なんでその一歩を
やってみぃへんのかなぁ…
最近の若いもん、だけじゃなくって
現場・現物・現実を
大事にしない人が
多いなぁと思います。
ものづくりで大事な事って、
このあと一歩を
突き詰めるかどうか。
もうちょっと削ったら
めっちゃよくなるけど、
少しいってもうたら
もうアウト、攻めるか否か・・・
レーザーの強度を
もうちょっと上げたら
どうなるやろ、
ここの径の精度を
もうちょっと上げられへんか・・・
これを過剰品質にまで
突き詰める必要はないですが、
顧客要件のさらにその上を
狙うかどうかは
その人
にかかっているのです。
設備はどんどん
進化しているので、
数字を入力するだけで
誰でもモノが作れる
ようになってきました。
でもできたモノの
品質を確かめるのは
人間です。
どこで妥協するか、
どこまで突き詰めるか。
人は城、人は石垣、人は堀
(戦国最強の武士団
を育てた武田信玄)
事業は人なり
(経営の神様、松下幸之助)
いい設備を持ってるに
越したことはないですが、
最終的には製造業は
人です!
そんな中小製造業の中の人が
生で見られる
オンライン展示会が
今日7月21日(火)15時~
YouTubeライブで見れます。
資本では大企業には
勝てない中小企業に、
大企業がなぜ発注するのか。
その秘密がわかりますよ!
冒頭の問いに対する結論。
設備×人なら最強!
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |