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巷では猫も杓子もDX。
なんでもかんでもDX。
そこで中小企業の現実を
まとめてあったのがこちら。
↓
4月後半に公開された「中小企業白書」の
ポイントが整理されています。
要するにDXは必要なんだけど、
DXを可能にする人材や
知識が足りない。
かけるコスト(お金)もない。
いろいろ書かれていましたが
一番はやはり経営者の意識。
中小企業は社長が10割。
社長がやると決めてやらないと
けっきょく時間だけ食う割に何も進まず、
「あーやっぱりうちにはDXなんて無理~」
という結論に落ち着いてしまいがち。
そんな中、昨日拝見した
オンラインセミナーはすごかった!
京都にあるアルミ切削加工の
ヒルトップさんという会社。
前職のときから存じ上げてました。
その奇抜な自社ビル(真っピンク!)とか、
壮絶な歴史とか、
主に書籍から知りましたが
何度か経営者の方を
遠目で見たこともあります。
↓
このヒルトップシステム。
職人技とされていた
技術、ノウハウをすべて取り込み、
オフィスにいながらにして
パソコンで設計が出来たら
あとは工場の工作機械が
指示通りに切削加工を
してくれる!
この技術だけでも
すごいなぁと思いますが、
これを今度は外販するとのこと。
てっきりヒルトップさんの
工場にある工作機械を
貸してくれるんやと思ってたら大違い。
こんなもの作りたいっていう
図面を送るとこのシステムで
最適な工具、最適な数値を割り出して
工作機械に設定する
数値や刃物、工程を出してくれる!
切削機械の使い方や処理能力は
分かっていても、
実際に切削加工するときには
微妙なずれや、
机上の設計と実際の加工との
違いが出てうまくいかなかったり
するもの。
そこをこれまでは匠の技で
切り抜けてきたわけですが、
そういうちょっとしたずれ、
やりにくさをAIで認識して
最適解を提案してくれる、
つまりモノと工具を見たら
「こう削れ!」って目利き
できた職人さんと同じ役割を
担えるということです。
それがこのコムロジック。
↓
加工のノウハウを
売ってしまうのではなく、
そのノウハウを活かして
最適な加工方法を教えてくれる。
これなら、我々は設備を買えば
ノウハウは無くても
こんなものを作りたいって
コムロジックを通せば
こうやったらできるっていう
答えがもらえる。
いやぁすごいな。
これ見てうちも
DXに乗り出したい!って思うか、
うわーうちは無理やわー
って思うか。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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