vol.618
DX企業に税優遇
政府・与党検討
クラウド活用で
(2020年10月20日付
日経新聞朝刊より)
昨日の新聞ですが、
こんな記事が載っていました。
政府・与党は
2021年度税制改革で
デジタルトランスフォーメーション(DX)
を進める企業への税制優遇策を検討。
クラウドサービスを使って
他社や部門間でデータを
やり取りする企業を対象に、
法人税負担を軽減する案が有力だ。(中略)
マーケティングや
営業、開発、物流など
部署が縦割りで、
ビジネスに有用なデータが
共有されていない事例も多い。(同じく日経新聞より)
そう。情報を
共有することが
まず第一歩。
新免鉄工所でも今、
デジタル化の真っ最中。
現在導入を進めているものが
これだけあります。
Chatwork(ビジネスチャット)
Dropbox(クラウドストレージ)
KAIROS3(MA)
M:net(生産管理システム)
Zoom(オンライン会議)
それにしても
英語と横文字ばっかりやね。
特に生産管理システムは
実際に今、
やっているやり方から
パソコンやスマホを
中心としたやり方に
変えていかないといけないので
システムを知っている
だけではなく
業務を知っている人が
導入に関わらないと
なかなか進みません。
今日はシステム担当の私、
業務担当のスタッフ、
M:net側の担当で
打ち合わせでしたが、
そこに会長が
急遽入ることに。
正直、
って思いましたよ(笑)
だって、今までシステムの話を
ほとんどしてない会長が
急に打ち合わせに入られる。
またシステムの話を
イチからせなあかんか・・・
とちょっとめまいがしたんですが
打ち合わせをはじめてみたら
会長凄い!
今日は、業務のスタッフが
事前にシステムを使ってみて
「これはどうしたらええんやろ?」
と困ったところを
M:net側のスタッフに相談して
解決の道を探る予定でした。
そこに会長が入られて
この台帳を無くそうっちゅうこっちゃ。
これはこうやろ?
これはこうしたら
ええんちゃうか。
実務に沿った提案を
ビシバシされ、
みるみるいろんな課題が
快方に向かいました。
正直びっくり。
会長が一番社歴が長く、
ブラストや溶射という
技術のことをよく知っていて
顧客との折衝をする
営業もされている。
新免鉄工所の仕事を
一番よくご存知なので
当然と言えば当然ですが
つい先日喜寿(77歳)の
お祝いをしたところですよ。
事前にシステムの説明も
していないのに、
いきなり会議に入って
議論を遮るどころか
ぐいぐい進めていただき、もう
凄いの一言でした。
すでにある業務をIT化する、
オンライン化するときには
システムの分かる人だけではなく、
業務の分かる人を混ぜるのが一番。
ホームページなら営業のエース。
経理システムなら経理担当。
生産管理のモノの流れ、
お金の流れ、そして情報の流れを
熟知している会長が
入ることで私自身
とても理解が深まりました。
これこそDX、
デジタルトランスフォーメーション
ですよ!
失礼ですが会長は
恐らくシステムの詳しいことは
分かってません。
でもシステム化、
デジタル化の意義や目的を
わかっているので
会議に入っても全く
違和感なく推進力と
なっていただけました。
どこぞの出来へんこと
ばっかり言うてる幹部に
聞かせてあげたい。
システムを知らんから
もう歳やから
これって全部言い訳。
システムを知らなくても、
おじいちゃんでも、
生産管理システムの
オンライン化の会議が
できるんだぞ。
うちの会社がDX企業になる
妄想が一気に現実化
した日でした。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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