10月12日(木)、13日(金)の2日間、
大阪の船場ビルディングで開催された
せんば【船場】2DayMG研修
に参加してきました。
MG(マネジメントゲーム)とは
経営を体感できるボードゲームのこと。
ゲームは5期開催され、
各期の終わりには決算処理があります。
経営者の体感により近いとされる
DC(直接原価計算)をベースとした
MQ会計も学びます。
MGをもっと簡単に言えば
会社経営版『人生ゲーム』です。
私がMGに初めて触れたのは
5年くらい前。
当時は頭が混乱してしまい
ゲームを楽しむどころか
自分が何をしているのか、
何をどうすればどうなるのか全くわからず
ただひたすら言われたことをやっていたら
早々に倒産しました
ほんっとにまったく楽しくなく
何一つ意味が分からず
それ以来、正直MGを遠ざけてました。
ところが今年に入ってTOC(制約理論)を
本格的に学び仕方なくMGを再受講すると
なんだか理論と実践が
絡み合うような感覚が湧いてきて、
と思うように。
そしてリスタート後の今回は
3回目(通算11期~15期)でした。
ところが今回は
思いがけないことがてんこ盛り。
MGの洗礼(?)を受けましたよ。
今回を象徴するのがこの出来事ですなぁ。
出金で記入すべきところを入金で記入
(仕入れを売上に計上)していたから
計算合わない、さあ大変
改めて記入ミスを修正し
計算し直したら案の定、
社員さんの給料が払えない
やむなく短期借入をする羽目に。
本来ないはずの金額を見ながら
採用や仕入れという経営判断を
していたことになります。
このゲームでは入出金を繰り返し、
都度都度記帳しながら
今手元にどれだけの資金があるかを見て
経営者として即座に判断をする必要があります。
正確な情報が無いと正しい判断ができないし
正確なキャッシュが分からなければ
目隠しして街中を走ってるみたいで怖いなぁ
もうひとつの今回の特徴。
2期~5期の間に倉庫火災、盗難、
セールスマンやワーカーの退職が
立て続けに発生
今までは多くてもどれかひとつが1回くらい
だったので、今回は
リスクカードの引きが強かったなー(笑)
これを「カードが悪い」
「たまたま今回はツイてなかった」
って考えてしまうとリアルでも
なんでも環境のせい、周りのせいに
して終わり。
経営者としてはこういう逆風を
どれだけ織り込んで経営計画を立てるか、
そして不測の事態にどう決断するのか
という決断力が求められますね。
今回は各期でBテーブルとCテーブルを
行ったり来たりしたので
いろんな方とゲームできました。
とにかく安値で買いたたく人、
めっちゃ社員を抱えてる人、
リスクカードを引きまくる人(私)、
そして親のコールを奪い取る子(笑)
正直、やりやすいテーブルと
やりにくいテーブルがありましたが
それも実社会でもあることですよね。
顧客、取引先、市場・・・
自分たちが気持ちのいい環境で
経営ができる会社なんて稀でしょう。
ほんと、会社経営で直面する様々なことを
実際にこのゲームで体感できます。
経営に必要なことを
学べるかどうかはプレイヤー次第。
勝ち負け(自己資本増強)だけに
こだわる人もいれば
リアルの経営を投影して実験する人も。
今回の私のテーマは
「市場封鎖に負けない」
「シニアルールでも利益を出す」でしたが
まったく話になりませんでした(笑)
計画を立てたらブレないし判断が早くなる。
余裕ができる分、先を見て
次の自分のアクションを決められる。
それを改めて実感した4期、5期でした。
ということを悔し紛れにお伝えしておきます。
いくつかの場所でMGを受講しましたが
今まで受講した会場で一番丁寧で
わかりやすいのがこのせんばMGでした。
特に初心者の方には良い環境じゃないかなぁ
と思いますのでお勧めします。
恒例の3.5期。
あとは自分の合う会場を探して
放浪するもよし、
ココ!と決めて回数を重ねるもよし。
かく言う私もまだ15期なので
これからいろんなところに行きたいなぁ。
大阪だけでなく日本全国でいろんな
特徴あるMG研修が開催されています。
経営者や組織のリーダーは特に
MGを1度は体験してみてください!
そして1回(5期)だけではもったいない。
せっかくなら3回(15期)くらいは
受講してほしいなぁ。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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支援内容 |
ランディングページの制作支援 ITシステムの構築・運用のサポート |
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活動拠点 | 奈良県生駒市 |
営業時間 | 平日9時~18時 |
定休日 | 土日祝 |