生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

中小製造業のシステム導入によくある間違い

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私が答えを考え出して
私から与えようとしていました。

 

でもそれって
大きな間違い
をしていたんだなぁ
と改めて感じています。

 

 

この度、6月21日に開催される
下記のイベントで
スピーカーの一人として
登壇させていただくことになりました。

 

 

ここで話す内容を考えていて
改めて感じたのが
自分は大きな間違いを
していたということ。

 

 

これまで17年ほどITの世界で働き
そのあと今日まで11年間は
製造業のIT担当として
仕事をしてきました。

 

中小製造業は10年前も今も
まだまだ紙ベースだったり、
ITの真価を発揮できていないなぁと。

 

そこに微力ながら
何かできないかと
活動してきた10年余り。

 

 

なかなか成果が出ず
仕組みを導入することに
システム屋としてちょっと
限界を感じていたところに

 

銀行のICTサポート部隊と一緒に
新システムを社内に導入する
という話が来ました。

 

 

この時に取ったアプローチは

私が考えて教えるのではなく、

 

業務の担当者が
やり方を考えて

導入していく
ということです。

 

 

私はシステム的なこと
(アクセス制御やアカウントの発行など)
は担当しますが

業務内容はわかってないので

 

業務フローの洗い出し、
システムとの整合性のすり合わせ、
テスト稼働させながらのバグだし
などは業務の担当者自身が
進めていきました。

 

今まではシステム担当としての
私の役割だと気負ってましたが

 

 

今回は各担当者が自分事として
計画段階から実行、検証まで
すべてを進めてくれたんです。

 

 

もちろん今回のシステム導入の
支援パートナーである
池田泉州銀行 地域共創イノベーション部の
方々のご尽力あってのことですが、

 

やっぱりシステム屋が先頭に立って
導入するよりも

 

使う本人が方法を考えて
進めていくのが一番いいんだなぁ
と思いました。

 

 

これって今まで勉強してきた

指示ゼロ経営や

TOC(制約条件の理論)につながります。

 

 

どんな考えで何をやってきたのかは
21日のイベントでお話します。

 

 

ポイントは
担当者に任せることで
(めっちゃ大変だったでしょうが)
担当者がしっかりと前向きに
自分事として取り組んでくれたこと。

 

 

自分たちで考えて出した答えは
自分たちで証明できるし、

自分たちでその精度を上げていけます。

 

 

私はただITに関する知識をもっているだけ。

現場のことは現場が一番よく知っています。

 

 

これまでは木の枝を切って
きれいに見せようとしてきましたが

 

これからは枝が伸びるのを支える
添え木になろうと思います。

 

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お問い合わせ

中小製造業専門のIT参謀
村上 郁 (むらかみ かおる)
支援内容 ランディングページの制作支援
ITシステムの構築・運用のサポート
活動拠点 奈良県生駒市
営業時間 平日9時~18時
定休日 土日祝

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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。