生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

新システムの導入をスムーズに進める方法

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vol.881

 

最近スマホによく
このメッセージが出るなー
と思ってました。

 

 

 

ある日このCMを見て納得。
なるほど、そういうことか!


 

このCMを見て
意味が分かりました?

 

 

 

たくさんのアプリが
それぞれに個人情報を集めていく

 

しまいには身の回りは
行動をじっと記録している
アプリであふれてしまう。

 

ところがある日、
「トラッキングを許可しない」
を選択すると、

 

行動履歴を取っていたアプリが
どんどん消えていく、

行動履歴を取れなくなっていく


というわけ。

この動画でよくわかりました。

 

 

 

スマホアプリの中には
どこに行ったという位置情報

 

どういうサイトを見た
といった情報を収集する
ものがあります。

 

もともとはその人の
行動履歴を把握して

 

その人が興味ありそうな
広告を表示するための仕組みでした。

 

 

 

そのうち、そのデータを欲しい!
という会社が出てきて、

 

そのデータを売る会社も出てきて、
個人情報の取り扱い
問題になったというわけ。

 

 

 

アプリを入れるごとに
行動履歴を集めるアプリも増え、

 

知らない間に勝手に
歯磨き粉をお勧めしてくる。

 

個人に最適化されるので
ぴったりはまって
気持ちいい人もいれば、

 

いつも同じようなものが表示されて
気持ち悪い人もいる。

 

 

 

私の場合、
とあるネットショップで
Wi-Fiカメラを見たら

 

そのあとFacebook広告で
ずーっとWi-Fiカメラの広告が
表示されました。

 

この広告要らんわーって
ずっと思ってました。

 

 

 

そこでiPhoneは
アプリごとにデータを
渡してもいいかを

 

逐一確認するように
なったんですね。

 

その確認画面がこれ。

 

 

 

私は毎回
「Appにトラッキングしないように要求」
を選んでました。

 

私のこの選択は
一般的にも同じらしく、

 

トラッキングを許可する割合は
アメリカではたった2割だそうです。

 

 

 

自分の行動履歴が
全然知らない人に把握され、

 

この広告が合うだろうと
勝手に判断される。

 

これっていやですよね。

 

 

 

社内でシステムを
導入するとき、

まず操作方法から教えがち。

 

それはまず使ってほしいから、
手を動かして覚えてほしいから
なんですが、

 

教えられる側からしたら
この作業は何のため?
今忙しいのに・・・
ってなってしまいがち。

 

 

 

データ入力もそのデータが
どう使われるのかを
理解せずに入力していくと、

 

単なる数字、単なる文字
でしかないのでつまらん。

 

 

 

そのデータはこういう分析を
するために必要なんです
って説明することを、

 

システム導入する側は
ついつい忘れがちですが、

 

しっかり説明して
iPhoneのトラッキングアプリのように
「このシステム使いません」
という選択を安易に
されないようにせなあかんな。

 

 

 

iPhoneのCMをみて
ワガフリなおした話でした。

 

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中小製造業専門のIT参謀
村上 郁 (むらかみ かおる)
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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。