中小製造業にほめ育を勧める理由

私は2012年8月26日から2019年9月9日までの7年間、大阪府守口市のいわゆる中小製造業でWeb担当者、情報発信の責任者を務めました。

その7年はとても充実して楽しい思い出もたくさんあります。いい人たちともたくさん出会い、その職場がなくなっても良いお付き合いをさせていただいています。

しかしその現場は必ずしも働きやすいかと言うとそうではありませんでした。上司のやり方を見て技術を覚える、上司の顔色を伺う。古くからの伝統職人のような雰囲気さえありました。

これからはこのやり方では人が育たない、募集しても人も来ない、何より強みである技術が伝承されないと感じたのです。

そう思っていたときに巡り合ったのが、ほめて育てる『ほめ育』でした。ただ単にほめそやすのではなく、育てるためのほめ方、ここに大きな可能性を感じたのです。

導入前の紹介セミナーで講師の話を聞き、昔やってしまったとおっしゃる事例のひとつひとつが、今うちの社内の情景と重なり、知らない間に涙を流してました。

こうして私は中小製造業にほめ育を導入したい!と思うようになり、帰社してまもなく社長に上申しました。

悪いところを直すのが改善、製造業ではながらくカイゼンこそが正義とされてきました。製造工程、設備や作業工程はそうですが、それを管理、操作する人間に対してはどうでしょう。カイゼン、カイゼンでは言う方も言われる方もしんどくなります。

人を育てるときのポイントは良いところを伸ばす、ほめてあげることです。

製造技術の向上を認定する技能認定では測れない『在り方』を見える化して、会社のベクトルに合う人を評価する仕組みが『中小製造業のほめ育』です。

改善、技能認定制度に『ほめ育』をプラスすることで生産現場とそこで働く人たちを両方ともより良くしていきませんか?

ほめ育

Posted by kaoru