昨日から茨城県へ来ております。
片道7時間超の出張です。
なぜ関西から関東へ車で?
新幹線で行きゃいいじゃん
って思うかもですが
作業のための設備を会社から
運ばないといけないので
会社の車で移動なんですねー。
目的の一つは取引先のDXの状況を
ヒアリングさせていただくこと。
そしてもう一つは
レーザーブラストの現場作業の手伝い。
私はそもそも現場要員ではなく事務職。
と思ってましたが
今回はなんとか役に立てそう
だったので同行しました。
これまでまったく肉体労働せず、
特に運動も何もしておらず
電車に乗るために小走りしただけで
膝が笑うような私でも
なんとかできることがありましたよ
今日一日はどっぷり現場仕事。
ここで気付いたことがあります。
とにかくまぁ、
待ち時間が長い
取引先の工場で
レーザークリーニングの作業
をするわけですが
先方の意向であったり
段取りであったり
いろんな事情が絡み合い、
こちらは準備万端
いつでも作業に取り掛かれる状態なのに
いつまでたっても作業に取り掛かれない
いつごろ開始できそうなのかも
わからない
一緒に行った作業員の方は
私と同年代ですが
バリバリ現場をこなしてこられたので
聞いてみたらいつもこんな感じだそう。
しばらくしてやっとこさ作業開始
したと思ったらあっという間にお昼。
いやぁ今日は天気がよくて
ハイエースで食べるコンビニの
おにぎりが美味しかった
そして午後も時間ギリギリまで
作業をきっちり行なって
終業時間が来て撤収。
明日に少し作業を残して
ホテルに戻ってきました。
事務職の私にとって出張での
現場仕事って貴重な体験でした。
何が貴重かって
会社にいたらぜったい
わからないことだから。
現場の人にとっては当たり前のことでも
事務所に閉じこもってると
わからないことがたくさんありました。
例えば時間の使い方。
事務仕事だと空き時間ができたら
他にできることを探せますが
現場作業は自分の意思に関わらず
手を止めないといけないことがあります。
割とあります。
けっこうあります。
今止まっている作業がいつ再開されるか
わからないから他のこともできない。
ホントに待つしかない時
ってあるんですねぇ。
例えば大型のクレーンで
トレーラーから部材を下ろすだけでも
どんどん時間が過ぎる。
なにせ客先ですから
先方事情による小停止はちょくちょくある。
現場ではホントにいろいろ
想定外のことが起こります。
アレがない、これはどこ?
っていうのもありました。
一日の最後に日報を書くとき
時間だけ見たらなんだか
ほとんど働いてないように見えるかも。
事務所で報告書を見るだけだと
「これ、何の時間?」
「ほんとに仕事してました?」
って思うかもしれんなぁ・・・
と思いながら青い空を眺めてました。
もちろんパソコンやタブレットで
できることもあります。
でも現場作業と事務作業を
切り替えながらやるのは
非効率な場合もあります。
現場を経験しないとわからないこと
たくさんありました。
そしてこれは
現場の人から見た事務職の仕事
も同じでしょう。
身体を動かして働いている人からすれば
机の前に座ってパソコン触っている人って
何しているのかわからないですから。
社長が毎日何をしているか
知っている社員さんって少ないし
社員が毎日何しているかを
知っている社長さんも
少ないんじゃないかなぁ。
じゃあどうすればいいって?
会社を悪くするために
働いている人なんていない。
このことを理解することです。
現場も事務も
社員も社長も
みんなその時その場で
一生懸命働いている
って理解することですよ。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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