vol.654
今日は久しぶりに
終日社内。
とは言っても
3階でスマホの設定したり、
別棟のレーザー事業部で
メルマガの準備したりで
ほとんど事務所内に
じっとしてませんでしたが。
お昼前に3階で
作業していると
NTT西日本からです
っていう電話が。
電話に出てみました。
たしかに
NTT西日本です
と名乗る。
それも自信満々に。
そして内容は?と聞いてみると
セキュリティ診断の案内。
最近セキュリティの
リスクが高まっているので、
診断させていただいてます。
ご説明に伺いたいのですが
日程調整させていただいて
よろしいですか?
お忙しいところ…
どんどん日程調整まで
進もうとするトーク。
さぁ、あなたならどうする?
私は正直、最初に
NTT西日本
と言い切った時点で
少し話聞いてみよかな
と思いました(笑)
何故かって?
そりゃ、あのNTTだからですよ。(笑)
そう、
ブランドにやられかけた。
でもね。
あのNTTですよ。
一時期は飛ぶ鳥を
落とす勢いだった
NTTドコモをついに
完全子会社化した
NTTがですよ。
地方の中小企業
一軒一軒にテレアポする?
ちょっと考えたらむしろ
NTT西日本って言い切るのが
怪しく聞こえる。
なので
あー、このところ
忙しいのでいりません、
ありがとうございます、
失礼します〜
言うて丁重に電話を切り、
すぐさまググる!(笑)
検索結果の中には、
まれに
NTTの営業につないでくれた
という感謝の投稿もありましたが、
検索結果のほぼ全てが
そいつは詐欺や!
騙されちゃダメ!
って語りかけてきました。
電話器に残った
着信履歴の番号
で検索してみても
いろいろ出てくる。
そう、いろいろ出てくる
時点で怪しい。
ちょっとでもおかしいな、
怪しいなと思ったら
関わらないことです。
詐欺かどうか、
ほんとのところは
わからないですよ。
その前に電話を
切ったから。
大事なのは、
電話やネットという
企業にとって生命線の
ひとつでもある
大事なリソースを、
いきなり電話してくるような
ぽっと出の業者に
触らせていいのか、ということ。
たとえNTT西日本の
本体の営業だったとしてもね。
目の前に義勇さんいたら
怒鳴りつけられてるな。
セキュリティ診断
の権を他人に
握らせるな!
とかなんとか(笑)
ポイントは、
ネットならこの会社、
電話ならこの人、という
頼れるパートナーを
決めておくこと。
信頼できる企業なり人なり
とつながっていれば、
いざ魅力的な提案されても
一旦持ち帰り、
そのパートナーに相談できる。
だいたい、電話で話をした
その場で焦って物事を
決めさせる手口は
オレオレ詐欺(振り込め詐欺)
とおんなじ手口ですから。
NTT西日本なんて
名乗るだけなら
ナンボでも名乗れます。
そこで引っかかってしまうのは
やはりNTT西日本という
ブランド力というか知名度。
以前、他の電話会社を
名乗って電話が
かかってきたこともありました。
危うく契約しかけて
慌ててキャンセルしたことも。
知識と経験があっても
ついつい乗っかりたくなる
言葉を投げかけてくる
相手に対抗するには、
信頼できるパートナーを
持つことですよ。
中小製造業専門のIT参謀 村上 郁 (むらかみ かおる) |
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