生産性と社員のモチベーションが
上がる工場の作り方

オンライン会議もついにこの人たちまで・・・

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vol.659

 

村上さん、これ
オンラインでできる?

 

最近、こういうお声がけを
されることが増えてきました。

 

今までと一番違うのは、
え、この方々が!?
というような

 

ネットとは縁遠かった人たちが
ついにオンラインの波に
乗り始めたこと。

 

 

Facebookなどを見ていると
オンラインセミナーや
オンライン会議はもう当たり前

 

一度や二度はみんな
経験しているもの
と思いがちですが、

 

そもそもFacebookを
やっている時点で

 

常日頃から
ネットに接している
ということ。

 

 

 

それに対して今、私に
お声がけしてこられる方々は、

 

FacebookなどのSNSなど
もちろんやってないような方々。

 

 

ついにこの人たちまで
オンライン化の波が来たか・・・

 

 

 

このコロナ過を受け
急速に広まりを見せてきた
Web会議システムの利用率は

 

2020年4月末の時点で
60%を超えてきてます。

『テレワークの支援ツール調査(MM総研)』より引用

 

 

新しい商品やサービスが
市場に受け入れられて
浸透していく過程では

 

5つのグループに分かれる
という話を聞いたことが
あるでしょうか。

 

 

 

それが以下の図で表される
イノベーター理論

 

『イノベーター理論とは?(ワンマーケティング)』より引用

 

 

 

新製品が出て
すぐに飛びつくのが

 

上図の一番左の
イノベーター

 

市場の2.5%を
占める人たち。

 

例えば、スマホって何?
という2008年に

 

iPhoneが発売されると
すぐ購入したような人たちが
イノベーターです。

 

 

 

今でこそiPhoneという
機器の評価はある程度
定まっていますが、

 

当時はiPhoneが
「そんなもの売れないよ」
って言われていた時代。

 

そんなときにも
まず手に入れてみる
チャレンジャーな人たち。

 

 

 

そして次に13.5%の
アーリーアダプター
に受け入れられ、

 

34%の
アーリーマジョリティ
に属する人たちに
いきわたった時点で

 

市場の50%に
行きわたったということ。

 

 

 

オンライン会議室の利用率が
60%を超えたということは、

 

イノベーター理論に基づくと
レイトマジョリティ
動き出したということ。

 

レイトマジョリティとは
新しい商品やサービスを
なかなか導入しない
消極的な34%の層。

 

 

やっとこの層が
導入し始めたか、と。

 

 

 

まぁ、私の感覚からすれば
今から初めてのオンライン会議を
導入する人たちというのは

 

最後の16%のラガード
市場でも最も保守的な層
に近いですけどね。

 

 

 

この、やっと重い腰を
上げ始めた人たちを

 

支援するうえで
出てくるのはやっぱり

 

「今、提供している
セミナーの価値が、

 

オンラインで提供することで
下がるのでは」
という心配。

 

 

なぜそう思うかと言うと
理由はもちろん

 

かんたん、手軽に
できるから。

 

 

じゃあいいやんそれで

とならないのが
レイトマジョリティ。

 

今までより手軽に
提供できるとなると
全部オンラインになる。

 

それでいいのか?

 

いいじゃん、それで。

 

って思うのは、もう
どっぷりオンラインに浸かった
アーリーマジョリティまでの考え方。

 

 

 

それに対してこれから取り組む
レイトマジョリティは

セミナー代はどうする、
テキストの提供の仕方はどうする、

 

いろいろ心配事
出てくるものです。

 

すでに経験した人たちは、
やってみればいいやん
って言いますけど、

 

これから生まれて初めて
経験する人にとっては
そう簡単なことではない。

 

この、はじめの一歩を
踏み出すお手伝いを
これからやっていきます。

 

 

 

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中小製造業専門のIT参謀
村上 郁 (むらかみ かおる)
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中小製造業のDX部長

                               
名前村上 郁
住まい奈良県

Profile

17年間IT業界に身を置き
2012年製造業のWeb担当に転身。

2020年から新免鉄工所のDX事業部にて
社内外のDXを推進中。